「人間の脳は3歳までに80%が完成し、その後6歳には90%、残りの10%は成人になるまでゆっくりと成長していく」と言われており、未就学児の教育が大切なのは上記のような研究データからも分かります。
わが家は息子が0歳の頃から大手幼児教室に通い始めたのですが、幼児教室を辞めて通信教育を始めることを検討しています。
今回は「幼児教室を辞めることを検討している理由」と「通信教育を始めることを検討している理由」、「資料請求した3社の比較」、その中でも「Z会幼児コース(年少)が1番魅力的に感じた理由」をご紹介いたします。
目次
幼児教室を辞めることを検討している理由
月謝が高い
0歳から通っていた幼児教室は、教材費込みでお月謝は約2万円。
共働きとはいえ、わが家の収入からすると決して安くはありません。
「子どもへの教育は最大の投資」という家計方針ですが、幼少期にお金を使い過ぎて、将来子供が望む進路にお金を出してあげることができなければ本末転倒。
スイミングや英語も習わせたいと考えているため、教育費のバランスを考えて幼児教室を辞めることを検討しています。
幼児教育の基本を習得できた
幼児教室は基本的に週に1回。
「教室で学ぶ時間」が大切なのではなく、どういう取り組みをして、どういう声掛けをすれば良いのかを親が学び、日々の学習に役立てることができるかが大切です。
そういう根本的な部分をイチから教えていただくことができたので、これからは学習内容やり組み内容は自分たちで選びながら家庭で学習を進めていくことにしました。
通信教育を始めることを検討している理由
料金が安い
今回私たちが検討した通信教材は、月額980円〜2,060円なので、仮にスイミングを始めて月謝が7,000円ほどかかったとしても、これまでの教育費予算で考えると1万円以上の余裕が生まれます。
その分、美術館や博物館、プラネタリウム等に行く予算に充てることもできますし、少し遠出して果物狩りや牧場での乳搾り等の体験型イベントにお金を使ったりすることもできます。
時間を確保できる
家族が一緒に過ごせるのは土日のみですが、土曜日は幼児教室で午前中を終えてしまうため、自由に行動できる時間は半日ほどしかありません。
貴重な土日にこれ以上習い事をさせるのは、子供にとっても家族にとっても良い選択とは思えないのです。
通信教育は自分たちの都合で学習計画を立てることができるので、「家族で朝食を食べた後30分間学習タイム」というようなタイムスケジュールを組めば、週末も午前中から家族でお出掛けできます。
旅行や帰省の際は机上学習はお休みにして「体験型イベント」のみにしても良いし、学習の習慣を崩したくなければ教材と筆記用具だけ持参すれば、自宅でなくても机上学習は可能です。
通信教材3社を比較〜料金〜
通信教材を始めるにあたって、通っていた幼児教室と同じ「七田式」を学べる「七田式通信教育 幼児コース」について調べてみたところ、年払いのみで102,600円…!ハードル高すぎ〜!笑
もっと低価格で「七田式」を自宅学習できる「はっぴぃタイム」(初月2,106円/2ヶ月目以降 月額4,212円)という学習システムもありましたが、最終的に私が資料請求をしたのは【幼児ポピー】【ぷち・ドラゼミ】【Z会 幼児コース】の3社。
※小学館の通信教育「ドラゼミ」は2019年3月末でサービスを終了しました。
理由は無料でお試し教材をいただけるから!♡
実物(おためし版)を手に取り、子供の反応を見てから決めたいと思ったからです。
お試し版(資料請求)は、息子の学習進度を考慮して年少コースにしました。
どの通信教材も入会金・年会費は無料。
年払いなど月々の料金がお得になる支払い方法もありましたが、今回は月払いで比較し、安い順に並べています。
②【ぷちドラゼミ】月額1,998円(税込)
※小学館の通信教育「ドラゼミ」は2019年3月末でサービスを終了しました。
値段だけを比較すると断トツで【幼児ポピー】が安いですが、1番高い【Z会 幼児コース】も月額2,060円なので、幼児教室の10分の1ほどの金額です。
通信教材3社を比較〜教材内容〜
幼児ポピー(年少児用 きいどり)
まずは月額980円という安さが魅力の「幼児ポピー」から。
簡単な迷路や、間違い探し、ハサミを使うワークなど、取り組みやすい内容が多く、お値段のわりにしっかりした教材だと感じました♡
1つ気になったのは、数字や個数に関する問題が全て「3」だったこと。
年間カリキュラムを確認してみると、年少では1〜5の数を学習するようで、息子には少し物足りないかな?という結論に至りました。
ぷち・ドラゼミ(年少コース)
1歳頃から2年ほど続いたトーマスブームが終わり、現在ドラえもんブーム到来中の息子♡
大好きなドラえもんを使った教材だとさらに楽しく学習できるかな〜?と思い、資料請求したのが「ぷち・ドラゼミ」です。
※小学館の通信教育「ドラゼミ」は2019年3月末でサービスを終了しました。
ただ、「ドラえもん」と言っても赤色(どらた)や黄色(どらすけ)などたくさん種類がいるらしく…。
問題を解く時は「赤色のドラえもんはどれかな?」というように声掛けしてあげれば大丈夫でしたが、キャラクターの多さに頭が混乱してしまいそうでした。私が。笑
点繋ぎの問題では数字が1〜10まであり、問題レベルは今の息子にちょうど良い感じ♡
しかし、この問題は”ドラえもん”ではなく”りす”がメインなので、「ドラえもんの問題がいい!」と言って集中してくれませんでした。
特別教材は個数や図形の学習に役立ちそうで魅力的に感じましたが、学習中の様子を見て、息子の場合「学習」と「好きなキャラクター」は切り離した方が良いという結論に至りました。
Z会幼児コース(年少)
最後に、今回資料請求した3社の中では1番料金が高い(とは言っても月額2,060円)の「Z会 幼児コース」。
「こうさくぶっく」は夏休み期間限定の冊子でしたが、それ以外の「ワーク型教材」「体験型教材」「ミニサイズの絵本型教材」「保護者向け冊子」は毎月届く内容となっています。
ワーク型教材は「空を飛ぶ生き物」「体の名前(ひらがな)」など、問題レベルは息子にちょうど良い感じ♡
年間カリキュラムを見ても、全体的にバランスが良く、学習進度も息子にちょうど良さそうだと感じました。
体験型教材では、家にあるものを使って出来る取り組みが紹介されていて、机上学習だけでない点も魅力に感じました♡
補足〜タブレット教材 RISU〜
以前、RISUのタブレット教材をおためし利用させていただきました。
息子はとても楽しそうで「まだお勉強したい!」と言っていましたが、算数だけでなくバランス良く家庭学習を進めたかったので、継続利用はしませんでした。
Z会幼児コース(年少)が1番魅力的に感じた理由
無料資料請求した通信教材3社の中では、「Z会 幼児コース」が1番魅力的に感じました。
理由はワーク型教材(机上学習)だけでなく、体験型教材も充実していて、バランス良く学習できそうだという点♡
なにより、「体験型教材は休日に。短時間で少しずつ取り組めるワーク教材は平日に。」という、共働きでも実践できそうな現実的な提案が良かった…!
【体験型教材(ぺあぜっと)】休日に週に1回2〜6ページ(1回10分〜30分)
「今週末何をしよう?」とゆっくり考える暇もなく週末になってしまった時でも、子供がワクワクできそうなことを家族で一緒にできるっていいですよね♡
「重要なのは先取りよりもあと伸び」という言葉にも共感しました。
そう!幼児期の今、”読み書き計算”が完璧にできることが大切なのではなく、”知らないことを知る楽しさ”を体感してほしいというのが私たち夫婦の考えなのです♡
まとめ
休日は動物園・水族館・美術館・博物館・プラネタリウム・虫探し・山登り・果物狩り・芋掘り・牧場で乳搾り…あ、廃材でピタゴラ装置作りもやりたいし…家族でやりたいことはたくさん!
通信教材で時間を上手に使って、習い事と家族の時間のバランスを取っていけると良いな〜と思います。
今回私が比較検討した通信教材3社は全て無料で資料請求&お試し教材をいただけるので、ぜひ実物(おためし版)を手に取り、お子様の反応を見てご検討されてみてはいかがでしょうか?♡
2019年3月11日追記
小学館の通信教育「ドラゼミ」が2019年3月末でサービスを終了し、新しく「まなびwith」という通信教育教材がスタートしました。
無料の資料請求で各コースたっぷり1週間分の教材サンプルがいただけます♡
2019年4月7日追記
幼児教室と同等の内容が月額700円で学べる幼児向け通信教材「がんばる舎」についてご紹介しています♡