以前、幼児向けの通信教材を比較検討した記事を書いたのですが、ある日リンク切れのチェックをしていたところ、小学館の通信教育【ドラゼミ】が2019年3月末でサービスを終了していたことに気付きました。
ドラえもんをメインキャラクターにしていた【ドラゼミ】を廃止し、代わりに2019年春から【まなびwith】という教材になったという小学館の通信教育に興味があり、早速資料請求してみました。
ということで、今回は2020年の教育改革を前に小学館が新しい通信教育としてスタートさせた【まなびwith】の詳細をご紹介いたします。
目次
年少・年中・年長の3コースを資料請求
【まなびwith】は年少〜小学6年生のコースまであり、未就学児のコースは年少・年中・年長と3つあります。
【まなびwith】のサイトには無料教材のサンプルページが掲載されていますが、息子の学習レベルは分野によってバラツキが大きく、実際に息子の反応を見て検討したいと思い、年少・年中・年長の3コースを資料請求しました。
※1度の資料請求画面で、1人の子供2月最大4つのコースまで資料請求できるようになっています。
1週間ほどで資料が届いたのですが、各コース1週間分のボリュームたっぷりの教材サンプルが入っていました!
年少コースの教材サンプル
週末の午前中、届いた資料を息子に見せると「シール貼りした〜い♡」と興味津々。
早速年少コースから始めてみました。
教材サンプルは表紙や裏表紙、目次などを含めて全24ページ。
他に、教材で使うシールと、付録のミニ絵本、DVDがセットになっていました。
このページは親が声掛けをしながら色の認識をして、シールを貼っていく取り組み。
少し簡単過ぎるような気はしましたが、息子は楽しそうでした♡
こちらのページは、1〜5の数字と数の認識。
こちらのページは、クレヨンを使ってキャラクターと犬を線でつなぎます。
1番下から始めたのですが、少しつなぎ方が雑だったので「犬の首輪と、お友達の手を線でつないであげてね」とアドバイスしました。
その他、普段の生活に関する○×問題もありました。
答えはわかっているものの、「どうしてこっちはダメだと思う?」という質問に正確に答えることができなかった問題もあったので、理由を説明しました。
最後のページには塗り絵もあり、1日1項目ずつ進めていけば1週間楽しめる内容となっていました。
年中コースの教材サンプル
教材サンプルは表紙や裏表紙、目次などを含めて全20ページ。年少コースよりひと回り大きいサイズです。
他に、教材で使うシールと、付録のミニ絵本、DVDがセットになっていました。
まずは、線を鉛筆で曲線やらせんをなぞる取り組みから。
年少コースはクレヨンでしたが、年中コースから鉛筆を使うようで、正しい鉛筆の持ち方も学習するようです。
こちらは、”長い”と”短い”を理解する問題。右のページには3つの長さを比較する問題もあります。
他に、間違い探しや順番の問題(規則性の推理)などがあり、1日1項目ずつ進めていけば1週間楽しめる内容となっていました。
年長コースの教材サンプル
教材サンプルは表紙や裏表紙、目次などを含めて全20ページ。こちらも年少コースよりひと回り大きいサイズです。
他に、教材で使うシールと、付録のミニ絵本、DVDがセットになっていました。
まずは、ひらがなのシールを使ってイラストの名前を完成させる取り組みから。
”ミシン糸”など、わが家では普段の生活で目にする機会が無い物もあり、もっと沢山の物を見せてあげないといけないな〜と感じました。
こちらは、1〜10の数字を順番につなぐ取り組み。
年少教材〜年中教材に続いて、ここまで休み無しで取り組んでいたため、集中力が切れてきたのか、1→2→4と書いて「あ」と言っていました。笑
こちらは、ひらがなをなぞる→書くという取り組み。
時々「ドラえもんひらめきパッド」でやっているので、なぞることはできていましたが、まだ書くことはできません。
最近覚えたばかりの時計の問題は楽しそうでしたが、問題のボリュームが少なく、少し物足りない様子でした。
他にも「絵合わせ」など構成力や推理力の問題もあり、1日1項目ずつ進めていけば1週間楽しめる内容となっていました。
小学館の図鑑 NEOを使った学習
小学館ならではだな〜と感じたのは、小学館NEOの図鑑の内容を用いた学習ページ。
今回教材サンプルを進める際、普段なかなか見ることのできない昆虫の問題は、自宅にある図鑑を見せながら学習を進めていきました。
わが家は小学館の図鑑NEOは数冊しか持っていないのでこれから揃えたいと思っているものの、図鑑NEOって大きくて重いから、なかなか手に取る機会がないんですよね…。
【まなびwith】に入会すると、デジタル版の図鑑NEOを会員サイトからいつでも楽しむことができるそうで、これはすごく魅力的だと思いました!
お出掛けの時用にポケット図鑑の購入も考えていたのですが、デジタル版ならお出掛け先でもタブレットなどで簡単に図鑑を見ることができるので便利ですよね♡
https://smileofthefamily.com/2018/11/13/post-2404/
まなびwithの会費(受講料)はいくら?
気になる【まなびwith】の会費(受講料)ですが、過去に比較した3つの通信教育の中で1番高い【Z会 幼児コース】よりも若干高めとなっていました。
年少コース
・毎月払い/2,268円
・12ヶ月分一括払い/24,948円 ※1ヶ月分の受講料が無料
年中コース・年長コース
・毎月払い/2,538円
・12ヶ月分一括払い/27,924円 ※1ヶ月分の受講料が無料
まとめ
幼児向け通信教育の中では若干価格設定が高めとなっていますが、それでも幼児教室のお月謝に比べると格安…!
何よりデジタルサービス(図鑑NEOのデジタル版サービス等)が充実しているので、2020年の教育改革を見据えて、机上学習以外の学習も積極的に取り入れたい方には良い通信教材だと思います。
無料の教材サンプルは各コースたっぷり1週間分ありますし、ぜひ実物(おためし版)を手に取り、お子様の反応を見てご検討されてみてはいかがでしょうか?♡
〜2019年4月7日追記〜
幼児教室と同等の内容が月額700円で学べる幼児向け通信教材「がんばる舎」についてご紹介しています。